【道下美里】笑顔がかわいい！障害の理由や結婚した夫についても

２０１６年リオパラリンピックから

初めて正式種目に採用された

視覚障がい者の女子マラソン

日本、いや

いまや世界の第一人者、

道下美里選手！！

むっ、むむう・・・

とっても素敵な笑顔でかわいいですね！

道下選手は視覚障がい者マラソンで

世界初の金メダリストとなれるのか！？

結婚した夫や、障がいの理由などについても見ていきましょう！

道下美里選手のプロフィール

道下選手とってもかわいいですよね♪

どれどれ・・・

• １９７７年1月19日生まれ
• 42歳（2019年5月現在）
• 福岡県出身　太宰府市在住
• １４４ｃｍ
• 三井住友海上株式会社に所属
• フルマラソン自己ベスト　２時間５９分２１秒

なんと、アラフォーだったのですね！

う～む。笑顔は人を魅力的にしますね♪

・・・道下選手のタイムは３時間を切っています。

マラソンにおいて３時間を切る事を”サブスリー”と呼び、

なんと、女子視覚障害者でサブスリーを達成した国内初の選手となりました！

マラソン経験ある人ならわかると思いますが、

サブスリーは

まさに神っす！！

笑顔が素敵ですね♪

中学校時代に右目を失明

中学時代、１３歳の時に右目の視力を失いました。

原因は、

「膠様滴状（こうようてきじょう）角膜ジストロフィー」という、

角膜にアミロイドという物質がたまって視覚障害を起こす病気です。

※アミロイドとは？

繊維上を成しており、神経組織に次第に蓄積し、障害を引き起こしていく。

アルツハイマー型認知症や、パーキンソン病などの原因とも言われる物質です。

「右目が失明しても、まだ左目がある・・・」

道下選手はそう思って乗り越えたそうでうす。

２５歳で左目も失明

残された左目を駆使し、

短大を卒業後、道下選手は調理師の免許を取得する。

しかし、運命とは悲痛。

２５歳にして左目にも発症し、わずかな光しか感じられない状態へと

陥ってしまったのです。

視力はなんと０．０１以下。

両目を閉じてみてください。

真っ暗闇ですよね。

でも、我々は目を開ければ、再び光が戻ってきます。

しかし道下選手の視界は、真っ暗闇のままなんです。

（※左目は若干の光やシルエットをぼんやり感じ取れるくらいだそうです。）

両親や仲間、恋人の笑顔が、もう二度と見られないんです。

引きこもり生活となる

道下選手はこの後、実家に引きこもり

母親に対し心無いことばをぶつけては、当たり散らす日々だったのだそうです。

「自分は社会のお荷物、生きる意味があるのか？」

そんな自問自答を重ねたそうです。

・・・そりゃあそうですよね。２５歳で、人生が最も勢いに

乗り始めるところでしょうし、周りの同世代が楽しんでいる中、

自分だけが世界とのつながりを絶たれたような気持ち

だったのではないでしょうか。

しかし、彼女は周囲の支えによって、

失意のどん底から這い上がっていくのです。

陸上との出会い

引きこもり生活で増えてしまった体重を元に戻すべく、

彼女はダイエットとしてランニングを始める。

その後、盲学校にて陸上競技と出会いました。

・・・運命ってやつですよね。

最初はダイエットの延長程度に考えていた陸上でしたが、

次第に情熱が加速していきます！

２００６年に初のジャパンパラリンピックに出場し、

８００ｍと１５００ｍを駆け抜けました。

しかし、この頃はまだ目立った活躍はありません。

ついにフルマラソンデビュー

道下選手は２００８年、３１歳でついにフルマラソンデビューします！

２０１３年には大阪国際マラソンに出場、

３時間９分５５秒を記録、

その後の山口県で行われた防府（ぼうふ）読売マラソンでは、

３時間６分３２秒を記録！

驚くことに、この記録は当時のパラリンピック世界記録でした！

ダイエット

からのお～世界記録っ！

・・・そして、２０１５年のロンドン・マラソンで

３時間３分２６秒という記録を残し、

パラリンピック参加標準記録（３時間２７分）突破していることなどから、

リオパラリンピック代表が内定しました！

これはもう、パラリンピック金メダル確実ではないのかな！？

ところが道下選手は、このレースでロシア選手に抜かれ

自身の世界記録を塗り替えられてしまう。

・・・これもまた運命ですよね。

ですが、こうゆうライバルの存在が道下選手の力を高めてくれることは確実ですよね！

道下選手はこのとき、

自分の勝負意識の低さを実感し、

「もう一度更新！」と練習への意欲が増したそうです。

しかし同年の防府マラソンでは記録更新できず、

そのリベンジに燃えています！

はたして道下選手はリオパラ五輪で雪辱を晴らし、

金メダル獲得できるのでしょうか！？

結婚した夫はどんな人？

さてここらで休憩！

道下美里選手は２０１０年、なんっとっ！！

すでにご結婚されていました・・・

短大時代、出会ってすぐにプロポーズされたのだそうです。

道下選手は夫の事を、

”５年以上たった今も、３６５日変わらずとても穏やかで、

お母さんのような存在”

と話している。

・・・いやあー、こんな笑顔をみせられたら、こっちまで穏やかな気持になりますよね。

お幸せに♪

視覚障がい者のマラソンとは

道下選手は月間４００ｋｍの走破を自身のノルマとしています。

雨が降ろうと休むことはありません。

・・・しかし、

目が見えないのに、どうやって走るの？

画像は練習時ですが、

このように、視覚障がい者のマラソンには、伴走者が付きます。

伴走者は全部で１０人おり、皆ボランティアで集まり会社を休んで来てくれたりするのだそうです。

選手と伴走者をつなぐロープは「絆（きずな）」と呼ばれ、１ｍくらいのロープを輪っかにして持ちます。

選手と伴走者との距離は５０ｃｍくらいになりますね。

伴走者は、選手の力を最大限に引き出すため、

走りのリズムを崩さぬよう、ストライド（歩幅）や腕振りのタイミングを調整し工夫を重ねている。

伴走者は、脚の動きは２人３脚の容量で、腕の振りは選手の腕振りタイプに合わせ、

何メートル先にどっちカーブ、何センチの段差、

など素早く具体的に情報を伝える必要があります。

・・・骨盤の幅など、男女で骨格も違えば身長も違います。

短距離走などでも、男子と女子では腕の振りの軌道が

そもそも違いますし。男子は前後に腕を振りますが、

女子は骨盤が大きくそれを避けて腕をふるため、

少し”ハの字”に近い振りになります。

こういった点も含め、伴走の難易度はとても高いです。

そして走力からいっても、並の女子選手では道下選手の伴走はつとまりません。

サブスリーの道下選手に対し、合わせて走る余裕を持っていなければなりませんから

伴走者もかなりの実力者であるといえますね！

※伴走者は、レース中定められた地点での数度の交替が認められています。

それでも、やっぱ大変！！

笑顔の秘密

松下選手はいつも笑顔です。

でも、いつも笑顔でいる人ほど、人知れず涙を流したり、悲しい想いをひた隠しにしていることも多いですよね。

松下選手は目が不自由になったときに笑顔でいる時間が少なくなり、

それでも人と一緒にいる時は笑顔でいようと意識して、笑顔の時間を増やしたんだそうです。

それが徐々に自然体となり、周囲から”いつも笑顔だね”と言われるように。

松下選手は

「この笑顔は、周りの人達への”ありがとう”という気持ちや”一緒にいてうれしい”という気持ちの表れなので、本当にみんなに感謝しています」

と話している。

まとめがき

いかがでしょうか。

松下美里選手を調べていて、笑顔の画像ばかりでびっくりしました。

そこで、「真顔が見てみたい！」と思い探しましたが・・・

試合中の画像しかありませんでした♪

記事上部の練習中の画像でも笑顔ですもんね！

真顔というより、真剣な表情ですね！

道下選手は今回のリオが年齢的に最後になるかもしれません。

自身のマラソンキャリアの最後の最後で、

視覚障がい者の女子マラソンが

パラリンピック正式種目に！！

これもまたまた運命としか思えないですね！

現在世界記録を持つロシアのライバルとのタイム差は

わずか１分！

その１分のカベを超えられるのかどうか！？

道下選手の戦いを応援しましょう！

それではっ！