東芝の社員は今後どうなる!?悲劇のリストラ&年収減で上場廃止も!?

2017年8月より、
東証2部への陥落が決定した

 

東芝!

 

社員の人は今後どうなるの?
悲劇のリストラはあるの?

 

年収はどうなるの?
上場廃止倒産もある!?

といった視点で追ってみました!

東芝の大幅赤字決算の原因は?

そもそも東芝の大幅な

赤字決算の原因は、

 

ご存知の通り、
ウエスチングハウス・エレクトリックという
会社の巨額損失が原因です。

 

このウエスチングハウスは、
CB&Iストーン・アンドウェブスター
という会社を買収しました。

 

当初、このCB&Iの
暖簾は8700万ドル
予定でした。

 

暖簾(のれん)とは?

企業結合・企業買収の際に買収会社の投資額が被買収会社の受入純資産の額を上回った場合、その差額をのれんと呼ぶ。

引用:Wikipedia

 

 

つまり、買収したら
8700万ドル(およそ90億円超)
儲け~なはずだったわけです。

 

このとき、原発建設に対する
アメリカ政府の安全規制が
変わってしまい、

 

設計の変更を余儀なくされて
しまったのです!

 

急にそんなことされて
しまったもんだから、

 

建設工事の遅延などによって、
人件費が大幅に増えてしまい…

 

当初の8700万ドルの見積もりは

 

夢のまた夢と消えました。

 

そんなもんだから、
ウエスチングハウスは
CB&Iと費用の面でもめにもめ、

 

結局、

 

建設工事の遅延を
止めることはできず、

 

損失は大幅に増大
したのです。

 

…まさに投資の大失敗。

 

アメリカ政府の安全規制が

 

このタイミングで
変わってしまうという、
巡りあわせといい、

 

運が悪かったといえば
それもそうっすよね!

 

ただ、

 

90億円はでかいっすよね…

 

(想像もつかないけど)

 

 

その後、結果的に
東芝の2016年の損失額は

 

なんと1兆円にものぼったのです。

 

 

それはそうと…
そんなでかい損失だしちゃって、

 

東芝の社員はどうなっちゃうの?
リストラなんかもある!?

 

というわけで次です。

東芝社員の悲劇のリストラで今後どうなる!?

東芝にはなんと
19万人もの社員がいるそうです。

 

19万っていうと、
私の故郷の市の人口の
何倍もあります…

 

それだけのドデカい組織ですが、

 

2015年の
水増し不正会計問題の発覚から
大々的なリストラを行い、

 

3449人が早期退職
応じたそうです。

 

結局、2016年末での
東芝のグループ全体での
従業員の数は、

 

1年でおよそ
1万5千人も減少しました。

 

その他にも、
1万人以上の社員の人が、

このリストラ騒動の影響を
受けているようです。

 

まあ、リストラや
早期退職を免れたとしても、

 

退職金やら企業年金はどうなるの!?

 

というところで次です。

東芝社員の退職金や企業年金はどうなる?

せっかく苦労して東芝に
入社したのに、

 

不正会計やら水増し会計のせいで、

 

社員の退職金やら企業年金は
どうなっちゃうわけ!?

 

…実際は、

 

早期退職を申し出た社員は、
退職金に上乗せして

 

基本給の30~40か月分が加算されるそう。

 

といっても、

 

基本給40万なら1200万~1600万

基本給30万なら900万~1200万と、

 

平穏無事に働き続けた場合よりも
はるかにウマミは少なくなってしまうし、

 

 

製造業などの工場勤務の人は

 

手取り年収も50代で400万
そこそこ基本給も
低く設定されており、

 

 

退職金上乗せといっても、
職を失うリスクのほうが
大幅に高くついてしまう

 

ケースもあります。

 

企業年金については、
もはや消失してしまう可能性も
捨てきれなくなってきています。

 

 

では、東芝社員の全体的な
年収はどうなってしまうのでしょう?

東芝社員の年収はどうなる?

東芝社員の年収は
約800万円前後。

 

い、いいなあ…

 

と思いきや、

 

 

こうしたいわゆる
平均年収は、

 

役員などの高所得者に
引き上げられている
場合が多いので

 

それほどあてにはならないですが、

 

しかしまあ、

 

800万円の年収なら、
十分安心な生活がおくれますよね!

 

 

 

やはり、日本に生まれたからには

目指すは東芝へ就職!

 

 

…なんて思っていた
時期もありました…

 

 

(私はないですけど…)

東芝社員の中には年収200万円減の悲劇

東芝社員の中にはなんと、
2016年の年収が

 

前年より
200万円も
減ってしまった

 

社員もいるとのこと。

 

これがもし、
東芝の平均年収800万円の
社員だったら、

 

800万円-200万円=600万円

 

600万円の年収に、
さらに前年度の

 

800万円の所得に対する
税金の請求

 

がくるわけですから、

 

2016年は実質
年収400万円台の生活
強いられることになります。

 

家賃やら車やら、
年収800万円と600万円の
世帯では、

 

かなりのコストの差
あるでしょうから、

 

下手をすれば
生活環境を変えざるを
得ないかもしれません。

 

年収20万円減でも
ものすごくガッカリで

 

モチベーション
下がってしまうというのに…

 

東芝の課長以上も給料カット

執行役以上の役員、34人すべてを
対象にした報酬カットはすでに
行われていますが、

 

課長クラス以上の社員に関しても、

 

月給を3万円カットすることと
なったそうです。

 

…まあ、課長級とあらば
月3万円年間36万円くらいの
カットであれば、

 

そんなにダメージは
ないのでしょうけど、

 

いままであったものが
なくなるわけですから、

 

ショックは大きいですよね。

 

とくにお小遣い性の人なんかは、
まっ先にお小遣いをカットされて
しまうかもしれません…

 

ぞっとしますね!

 

 

そんな東芝ですが、
苦肉の策を投じます。

東芝社員は半導体事業の売却でどうなる?

フラッシュメモリ
いわゆる半導体製品ですが、

 

このフラッシュメモリ事業には
1兆5千億円もの価値が
見込まれるともいわれています。

 

 

東芝は、自社の半導体事業を
売却することで、

 

1兆円以上の資金調達
狙って調整中です。

 

東芝の主軸の一つだった
半導体事業。

 

未来を担う発明となる
可能性も高かっただけに

悔やんでも悔やみきれませんね!

 

どうやっても外資系に
買われてしまうでしょうしね。

東芝は上場廃止?倒産の悲劇もある!?

結局のところ、
東芝は東証2部に陥落
してしまったわけですが、

 

このままでは上場廃止
さらには倒産もあり得るの
でしょうか!?

 

最終的に外資系企業に買収される?

東芝の倒産はおそらくないでしょう。

 

19万人の社員が一斉に
野に放たれてしまっては、
国内の秩序に

 

どのような影響があるとも
わかりませんしね。

 

しかしどのみち、
倒産はなくとも買収はされる
かもしれません。

 

外資系の会社に買収されて、

 

今よりさらなる人員整理で、
リストラやら減給が進み、

 

かつての東芝の面影も
どこかへ消失してしまう
可能性もあります。

 

小さいころから
サザエさんのスポンサーで
親しんできた東芝が…

 

「んがんっんっ!」

 

な状態になってしまった
わけですね。

まとめ

就職活動ってのは、
自分の人生への投資といっても
過言ではないかもしれません。

 

絶対安泰だと思っていたのに、
こうもあっさり崩れ去ってしまう。

 

もっとも、
この世界では日々新しいものや
価値、概念が生まれており、

 

「絶対」「永久不滅」
といったものは、
やはり存在しませんよね。

 

そんなことわかってるんだけど…

 

何も、自分の時代に
崩れさらなくてもいいじゃんよ!

 

なんて思う社員のかたも
いるかもしれません。

 

毎日当たり前にあるものが、
いつ音を立てて崩れ去るか。

 

それはいつの時代にも、
誰にでも平等に起こりうる
現象です。

 

しかしそれを悲劇ととるか、
新しい物語の始まりと取るかで、

 

人生は変わってくるのでしょう!

 

 

…いやいや、給料減らされたら
それどころじゃない!

 

キレイごとじゃ腹は
膨れませんからね!

 

というわけで、
最後までご覧いただき
ありがとうございました!

           

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ABOUTこの記事をかいた人

夜な夜なナヌーという名で執筆してます。本業は夜勤がキツくなってきたアラフォー看護師です。よろしかったら他の記事もみてやってください。