若き天才、那須川天心!
なりもの入りでRIZIN参戦、
デビュー戦に勝利した2日後には
なんと2戦目を強行、
そして見事1本勝ち!
まさに怪物!
まさに天才!
しかし、そんな天才にも
「武尊(たける)」
という超強力ライバルが…!
今回は、
那須川天心の戦績や、
那須川天心と武尊は
いったいどっちが強いの!?
武尊は逃げてるの?
という疑問に対し、
身長や体重などの体格差や
ファイトスタイルに
戦績を交えて
予想していきたいと思います!
※この記事は全部で2ページあります。
トップ画像出典:http://www.knockout.co.jp/fighter/super_bantam/nasukawa/
那須川天心のプロフィール
【名前】 那須川 天心(なすかわてんしん)
【生年月日】 1998年8月18日
【出身地】 千葉県
【身長】 162㎝
【体重】 55㎏
【所属】 TARGET
【テーマ曲】 「止まらないhaha」 / 矢沢永吉
那須川天心は5歳から極真空手を始め、
小学校6年までやっていました。
現在も162㎝と身長は小さいほうですが、
小さいころは無差別級にエントリーし
優勝するなど、
体格以上の強さをほこる少年でした。
そうして小学校6年のとき、
テレビでK-1を
みて強い憧れをいだき、
キックボクシングジムの
門をたたきます。
那須川天心の戦績がスゴすぎる!
出典:http://ikekara.com/5144
那須川天心はとにかく
小さいころから強く、
キックボクシングでは、
天才ムエタイ少女と呼ばれる
伊藤紗弥さんや、
現在K-1の舞台で奮闘中の
平本蓮さんとも対戦経験があります。
画像:平本蓮さん
さておき、
とにもかくにも、
その戦績がスゴすぎます…!
那須川天心のアマチュアタイトル
那須川天心はアマチュア時代から
すでにかなりの経験を積まれています。
アマチュア時代の獲得タイトルはコチラ
・空手全日本大会【優勝】
・空手全世界大会【優勝】
・新空手G-4・G-3全日本大会【優勝】
・ムエローク【35kg王者】
・KAMINARIMON【35kg王者】
・M-1【40、45、50kg王者】
・MA【42、47kg王者】
・Bigbang【45・50・60kg王者】
・藤原敏男杯【50・55kg王者】
・全世界アマチュアムエタイ【金メダル】
…まさにタイトル総ナメ!
やっぱアマチュア時代から既に
かなりの強さだったわけですね!
那須川天心のプロデビュー
那須川天心のプロデビューは
2014年7月、15歳の時でした。
ボクシングのプロテストには
17歳からという年齢制限がありますが、
キックボクシングにはそういった
制限は特になく、那須川天心は
15歳ですでにライセンスを獲得し、
プロデビューしたのです。
もともとK-1にあこがれて
キックボクシングを始めましたが、
辰吉VS薬師寺の世代だったら、
ボクシングをやっていたのかな~
なんて個人的には思いますね!
それでは次に、
そんな那須川天心の
プロデビュー後の戦績について
見ていきましょう!
那須川天心はRISEバンタム級に参戦!戦績は?
那須川天心はRISEという
キックボクシングの団体を
戦いの場に選びました。
デビュー戦は同団体の
バンタム級7位の選手。
なんと…
わずか58秒でKO勝ち!
続いて3戦目では、
バンタム級5位の選手と対戦、
3R判定勝ち!
しかし後に、その当時
那須川天心の右足の靭帯が、
なんと2本も切れていたことが発覚!
しかし翌月、
既に次の試合を行っています。
で、この靭帯のケガについては、
いちおうWikipediaの
情報なのですが…
実際に靭帯が2本、
軽い損傷ならまだしも、
ブチブチと2本、
文字通り「切れた」もしくは
「かなり切れた」のであれば、
翌日はめっちゃくちゃ腫れて、
病院へいったらギプスで固定。
いくら若い肉体と言えども、
くっつくまで3週間はかかるでしょう。
ですので、
2本切れたってのはちょっと
盛ってるんじゃないかな~と。
それでも、なんか大きなケガを
していたことには間違いないですし、
そんな状態で翌月には試合に出場、
その後も連続1RKO勝利を重ね、
無敗のままプロ6戦目を迎えます!
その6戦目がなんと、
RISEのタイトルマッチ!!
相手は当時のRISE
バンタム級チャンピオン
村越優太選手。
結果は…
2R TKO勝ち!!!
その試合の動画がコチラ↓
なんと、
相手の村越優太選手は
この試合が初防衛戦でした。
善戦しましたが、
やはり相手が悪すぎました。
那須川天心はこの時16歳。
スピード速いわ、
バランスいいわ、
軸はブレないわで、
ホント恐ろしいっす!
むしろ、村越優太さんが
かわいそうに思えてしまう
くらいですよね・・・。
※1年以上あとに再戦し、
結果は那須川天心が3R判定で勝利。
那須川天心は試合後、
及第点に達せなかった
悔しい試合であったことを
涙ながらに述べています。
しかしむしろ、
村越優太さんの努力と
成長の方が目立ってしまう
形となりました。
那須川天心がBLADEに参戦!戦績は?
2015年8月1日、
那須川天心は「BLADE」という
大会のトーナメントに参戦。
この大会は、デビューから
あっという間に頭角を現した
那須川天心を
一体だれが止めるのか!?
というテーマで行われました。
BLADE2 1回戦 VS鈴木真彦
那須川天心の1回戦は
DEEP☆KICK55㎏級王者の
鈴木真彦選手に
1R1分46秒KO勝ち。
鈴木真彦選手は小学校3年から
グローブ空手を開始、
「西の那須川天心」と呼ばれるほどの
実力者でした。
いえむしろ、チャンピオンでした。
しかし那須川天心は
そんな強豪、鈴木真彦選手を
1Rで2度もダウンさせ、
2分とたたずにKO勝ち!
準決勝へとコマを進めました。
おそろしいっ!!
BLADE2 準決勝 VS小笠原裕典
那須川天心は準決勝、
小笠原裕典選手に
3R、44秒でKO勝ち!
那須川天心は身長178㎝の
小笠原選手に対し、
前に出てきたところへ
左フックを合わせ、
3RでKO
決勝へコマを進めます。
…身長差を
ものともしなかったんですね!
BLADE2 決勝戦 VS内藤大樹
出典:http://number.bunshun.jp/articles/-/823906
那須川天心ついに決勝進出!
相手は
シュートボクシング日本
スーパーバンタム級王者の
内藤大樹選手!
またもやチャンピオン級!
…しかし、
3回のダウンを奪い
1R、1分41秒でKO勝ち!
内藤大樹選手は大会前から
那須川天心のライバル最有力として
注目されていましたが、
那須川天心は開始すぐに
左ハイキックでダウンを奪い
左フックで2度目、
左ストレートで
3度目のダウンを奪い
完璧な勝利を見せ
優勝をさらっていきました!
「俺が格闘技界をかえます」
その言葉はダテではなく、
強すぎてもはやローカル団体では
相手がいない状態になってしまいました。
脳のダメージは大丈夫なのか?
さておき、15歳という早期のデビューで
将来の脳へのダメージが心配されますが、
ボクシングと違って顔面以外にも
ダメージが分散しますので、
ボクシングより脳のダメージは少なく、
早めのデビューにもそれほど危険は
伴わないでしょう。
というより、攻撃をもらい
KOされる場面もないので、
脳にはほとんどダメージがない
というのが実際のところでしょう。
首から下はかなりのダメージを
追っているでしょうけど…!
さらなる活躍の場をもとめ総合格闘技へも参戦
そして、現在では総合格闘技にも参戦。
こちらはさらに打撃以外の組技も
増えますので、
脳ダメージ的にはさらに
優しいかもしれませんね。
しかし、すでにローカル団体では
相手がいなくなってしまい、
しまいには総合格闘技まで
チャレンジしてしまう。
より強い相手を求めて
上を目指していく克己心と
未知の分野にチャレンジする
探求心は本当に
見上げたものですよね!
次ページは那須川天心の
おそるべきRIZIN戦績!
那須川天心のRIZIN戦績
那須川天心が選んだ総合格闘技の舞台は、
現在日本の格闘技興行において
もっとも大きな規模を誇る
RIZINです!
今までキックボクシングを
主戦場としてきた那須川天心ですが、
この総合格闘技RIZINの舞台でも
果敢にチャレンジしていきます。
那須川天心のRIZIN1戦目
出典:Twitter.com
那須川天心のRIZINデビュー戦は、
2016年12月29日。
相手はテコンドーベースの
ニキータ・サプン選手。
那須川天心は序盤に
ローキックをヒットさせ、
相手の蹴り足を掴み上から
パンチを叩き込んでいきます。
が、そこで腕を掴まれ
腕十字の体制に。
那須川天心の腕はビヨーンと伸び、
誰もが「極まった!?」と
思ったその時、
那須川天心は
ヌルヌル~と抜け出し逃れ
すぐさまバックからのパウンドを
浴びせて
1R、2分47秒TKO勝利!
危なっかしいながらも
魅せる試合となり、
観客はめちゃめちゃ盛り上がりました。
私もテレビの前で飛び跳ねました。
「う、腕が~!!」って
思いましたもんね。
那須川天心いわく、
一瞬負けたと思ったけど
教わったことを思い出して
クルと回ったら外れたそうです。
あの土壇場で、
教わったことを思い出すとは
やはりモノが違いますね!
というわけで、
RIZINデビュー戦としては、
この上ないインパクトを
もたらせたと思います…!
しかしこれでは終わらなかった!
那須川天心は高田本部長に
RIZIN2日目での連戦を直訴。
メディカルチェックの結果、
2日後の次戦の許可が下り、
大晦日RIZINを飾る
戦士の一人となります!
いや、ちょっと休もうよ…!
と思ったけど、やはりそんなチャンスを
逃さないところも、
スターの資質かもしれません。
…RIZINの台本通りなのかもしれない
ですけどね!
那須川天心のRIZIN2戦目
出典:http://efight.jp/interview-20170110_253485/2
続く2戦目は
2016年12月31日大晦日
相手はアウイカ・オリージョ
那須川天心は
サウスポースタイルで攻め
テイクダウンに成功し
上からパウンドを連打。
下から三角締めを狙う
オリージョをかわし、
打撃をヒットさせていく。
1Rの最後にオリージョに
テイクダウンを奪われるが
2R、那須川天心は
カウンターの左フックを決め
崩れ落ちたオリージョを
2R 0分37秒、
アームトライアングルチョークで
締め上げて、
2戦連続の勝利!!
2016年は、こうして
那須川天心が一気にブレイクしました。
那須川天心のRIZIN3戦目 フランシスコ・ギリオッティ
那須川天心のRIZIN3戦目は
翌2017年4月16日、
RIZIN2017 in YOKOHAMA
相手はイタリアのストライカー、
フランチェスコ・ギリオッティ
那須川天心のローキックで
ギリオッティは後退。
左ハイキックと左ストレートの
追撃でギリオッティはダウン。
那須川天心が1Rで秒殺勝利!!
ここまで圧倒的な戦績を残した
那須川天心。
もうそろそろ強い選手と戦っても
よいころでしょうか!?
那須川天心のRIZIN4戦目 VS才賀紀左衛門
出典:Twitter.com
那須川天心のRIZIN、次戦の相手は
才賀紀左衛門
才賀紀左衛門ももともとキックボクシングを
主戦場としていた選手ですが、
今回は「RIZIN MIX特別ルール」で
戦しました。
ルールはこんな感じです↓
〈スペシャルワンマッチ〉
那須川天心vs才賀紀左衛門
RIZIN MIX特別ルール / 肘なし(57.0kg契約)
1R5分 キックボクシングルール(キックボクシンググローブ着用、ワンキャッチ・ワンアタックまで可)
2R 5分 MMAルール(オープンフィンガーグローブ着用)●インターバル90秒 (通常60秒だが、グローブの付け替えがあるため)
●決着がつかなければドロー。ただし、試合中にイエローカードが出た場合は、その枚数の差により一方を優勢勝ちとする。引用:http://jp.rizinff.com/_ct/17086742
才賀紀左衛門もキックを
代表するトップ選手ですし、
総合格闘技では先輩です。
いくら那須川天心が図抜けた
才能をもっているとしても、
才賀紀左衛門の作戦次第では
初めての屈辱を味わうことに
なってしまうかもしれません。
しかし、那須川天心サイドも
そのあたりは理解しているでしょう。
どのように対策するのか
7月30日が楽しみですね!
結果の追記…
1分36秒、那須川天心のKO勝利となりました!
才賀紀左衛門の左の蹴りに対し、
カウンターで那須川天心の
左ストレートがヒット!
そのまま試合は終了。
那須川天心の圧勝となりましたが、
むしろ2ラウンド目のMMAルールに向けて
1ラウンド目を流すようなことはせず、
那須川天心の土俵で真っ向勝負した
才賀紀左衛門に拍手を送りたいと
思います…
次のページでは、那須川天心の
最強ライバルといわれている、
武尊についてです!
- 武尊は那須川天心から逃げてる!?
- 那須川天心と武尊はどちらが強いのか!?
といった視点で追っていきます!
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