慶応大学の「広告学研究会」で起きた事件が世間を騒がせています。
その中で、男子学生複数に囲まれ
「テキーラ10杯飲まされた」
という未成年女子学生の証言が話題となっています。
それではテキーラ10杯飲むと、いったい人はどうなってしまうのでしょうか?
また肝臓への影響はどの程度のものなのでしょうか?
テキーラとは
テキーラ(Tequila)とは
メキシコ国内のハリスコ州とその周辺で、アガベ・テキラーナ・ウェーバー・ブルー(Agave Tequilana Weber, Blue)と呼ばれる竜舌蘭(Agave, アガベ/アガヴェ)から造られる蒸留酒。メスカルの一種であり、正確にはメスカル・デ・テキーラ(mezcal de tequila)となる。
引用元:Wikipedia
ちなみに竜舌蘭ってのはこれだそうです。
テキーラ10杯飲んだらどうなる?
テキーラのアルコール度数は、35%~55%です。
ちなみに他のアルコール飲料の度数は、
- ビール 3~9%
- ワイン 10~15%
- 日本酒 15%
- 焼酎 25%
- ウイスキー(サントリー白角) 40%
ご覧の通り、ウイスキー並、もしくはそれ以上のアルコール度数です。
ビールの5~10倍、日本酒の2、3倍です。
いやキツイですよこれは・・・
そして、血中アルコール濃度が0.4%を超えると危険な状態となり、
2時間もすると約半数の人がそのまま生命活動を停止してしまいます。
何杯なら平気?
よほど強い人でも1時間で15、16杯程度に抑えたほうが良いようです。
常人なら、3杯ほどのめば「・・・」となり、
5杯も飲んだところで「いま何杯だっけ?ヒック!」
となってしまうでしょう。
ちなみに私は500mlのビール2本も飲めば「・・・」となります。
ハイボールなら同量で「うぃ~。ヒック!」となります。
酩酊状態になると、帰り道で気づかないうちに
あちこちに足や頭を電柱にぶつけたり、
朝起きて「いてー!!なんじゃこりゃあ!」
なんてことにもなりかねません。
肝臓の分解能力には限界がある
健康な人であれば、体重1kgにつき、1時間あたり純アルコール換算で
0.1gを肝臓で分解できると言われています。
夜お酒を飲んで朝までに分解を終えるとすれば
2~4合(360~720ml)あたりが限界です。
お酒に対する強い弱いは、
アセトアルデヒドを分解する酵素が生まれつき多いか、少ないかの差です。
肝臓への負担は誰であっても同じであり、
肝臓が一生で分解処理できるアルコール量は
男性で約500kg、女性で約250kgと言われており、
それを超えてしまうと、肝臓は限界を迎え
肝硬変→肝ガンなどの病気へと移行していく可能性が高まります。
まとめがき
自分のキャパシティを越えた多量の飲酒は、
身体に悪いですし、はっきりいって
人に迷惑をかけるのでやめましょう!
「迷惑なんてかけてないよ~」
そう思っているのはあなただけかもしれませんよ~!
人に無理やり飲ませるなんてもってのほかです。
上記のような肝臓への影響はもとより、
未成年の飲酒は脳の成長を妨げると言われています。
というわけで、お酒は20歳になってから♪
・・・最後までご覧いただき
ありがとうございました。
コメントを残す